一人暮らしの食費を節約する5つの方法! 取り組みやすい順に紹介

COLUMN

2025.08.04

SHARE

一人暮らしをするうえで、家賃と並んで大きな出費となるのが「食費」です。特に最近は物価が上がっているので、少しでも食費を節約したいですよね。

そこで今回は、一人暮らしの食費を節約する5つの方法を紹介します。取り組みやすい順番に紹介するので、自分の生活に取り入れやすいものからぜひ実践してみてくださいね。

そもそも一人暮らしの食費は平均どれくらい?

食費の節約方法を紹介する前に、そもそも一人暮らしの食費がどれくらいかかるものなのか解説します。平均の食費を知っておけば、これからどれくらいの金額を節約すればいいのか考える目安になりますよ。

一人暮らしの人の食費は平均で月4.4万円かかっている

総務省統計局が一般家庭の家計事情について調査した「家計調査 家計収支編(2024年)」によると、一人暮らしの人(単身世帯)は食費に平均で月4.4万円(4万3,941円)かけています。また、食費のうち約1万円(1万284円)は外食に使っているようです。

自分の今の食費と比べてみていかがでしょうか。比較してみると「食事にお金を使いすぎていると思っていたけれど、平均よりは節約できていた」「平均よりも外食にお金を使いすぎている」など新しい気づきがあるかもしれません。

食費を節約したいなら「手取りの15%」を目標にしよう

一般的に理想の食費は「手取りの15%」といわれているので、節約する際も手取りの15%の金額を目標にするのがおすすめです。たとえば手取りが25万円の場合、食費の目標額は3万7,500円になります。食費に4万円以上かかっていると、食費に少し使いすぎてしまっている可能性があります。
以下に、手取り別の15%の金額を計算してみました。自分の今の手取りに一番近い金額を参考にしてくださいね。

手取り目標の食費(手取りの15%)
20万円3万円
25万円3万7,500円
30万円4万5,000円
35万円5万2,500円
40万円6万円
45万円6万7,500円
50万円7万5,000円

取り組みやすい順に紹介!一人暮らしで食費を節約する5つの方法

食費の目標額が決まったら、さっそく節約に向けて行動を起こしましょう。しかし節約するといっても、たとえば外食を全部やめて自炊にするなど、これまでより時間や労力がかかる方法は「ハードルが高い」と感じてしまいますよね。

そこでここからは、食費の節約につながる5つの方法を、時間や労力がなるべくかからず取り組みやすい方法から順に紹介します。

■一人暮らしで食費を節約する5つの方法

  1. コンビニよりもスーパーで買い物をする
  2. 買い物に行く頻度を週1〜2回程度に押さえる
  3. 外食をするときは割引券やクーポンを活用する
  4. 食材や食品が安くなるタイミングで買う
  5. 外食を控えて自炊をする

自分が無理なく続けられそうな方法から試してみてくださいね。

1.コンビニよりもスーパーで買い物をする

コンビニは数が多いため、家や職場の近くにあるとつい足を運んでしまうという人も多いはず。しかしコンビニはスーパーに比べて全体的に商品の値段が高いため、頻繁に利用していると食費がかさむ原因になってしまいます。
そのため、コンビニに行く習慣がある人は、なるべく頻度を抑えて代わりにスーパーで買い物をするだけでも、節約につながりますよ。

2.買い物に行く頻度を週1〜2回程度に押さえる

お店に行くといろいろな物が目に入り、買う予定のなかった物までつい購入してしまうことがありますよね。そのため、買い物に行く頻度を今より減らせば、その分余計な物を買わなくなって節約につながります。
買い物の頻度の目安は週に1〜2回ですが、自分の生活スタイルに合わせて無理のない範囲で設定してくださいね。

3.外食をするときは割引券やクーポンを活用する

基本的に外食は自炊よりもお金がかかるので、食費の節約において「外食費をどれだけ抑えられるか」はとても重要になります。しかし、外でご飯を食べるのが好きな人や、自炊が苦手な人にとって、外食をやめるのはとてもハードルが高いですよね。

そのため、まずは飲食店の割引券やクーポンを活用することから始めてみることをおすすめします。「50円引き」「10%引き」など一つひとつの割引額はそれほど大きくありませんが、外食の頻度が多い場合は千円単位の節約につながることもありますよ。
最近は、割引券やクーポンがもらえるスマホアプリを導入している飲食店も増えています。自分がよく行く飲食店のアプリがないか、一度確認してみてください。

4.食材や食品が安くなるタイミングで買う

同じ食材や食品でも、タイミングによっては普段より安く買えることがあります。そのタイミングを狙って買い物に出かけるのも、食費の節約につながる方法の一つです。

■食材や食品が安く買えるタイミング

  • スーパーの特売日や感謝デー
  • 割引商品が増える閉店1〜2時間前
  • 雨や台風など悪天候の日の翌日
  • 野菜や果物の旬の終わり

特にスーパーの特売日は、毎週火曜日など決まった曜日に設定されていることが多いので、あらかじめスケジュールに入れておけば計画的かつお得に買い物することができますよ。

5.外食を控えて自炊をする

外食には人件費や場所代など店舗の運営費が含まれていて割高になりやすいため、食費を徹底的に節約するなら自炊は欠かせません。たとえば、外でおにぎりを買うと1個100円以上しますが、自分で作れば1個50円以下で済みます。

また、飲食店で提供される食事は美味しいですが、その分味が濃く作られていて塩分や糖分、脂質が多かったり、加工食品が多く使われていたりします。そのため自炊すれば食費の節約につながるだけでなく、健康にも良い影響が期待できますよ。
特に外食費が月1万円以上かかっている場合は、外食の頻度を控えて自炊を増やすことを検討してみましょう。

一人暮らしで自炊がめんどくさい人必見! 自炊のハードルを下げる5つのコツ

自炊した方が節約になるのはわかっているけれど、めんどくさい…。このように感じて外食中心の生活から抜け出せない人も多くいます。
そこでここからは、自炊のめんどくささを減らす5つのコツを紹介します。

■自炊のハードルを下げる5つのコツ

  1. 1週間の献立を固定化する
  2. すぐ調理できる形に食材をあらかじめカットしておく
  3. 数日分をまとめて作る
  4. フライパン1つでできる「ワンパンメニュー」を活用する
  5. 盛り付けをワンプレートに収める

1.1週間の献立を固定化する

自炊がめんどくさいと感じる要因の一つが「毎食の献立を自分で決めなけらばならないこと」です。買い物のたびに、何を食べるか一から考えて食材を選んで調理をしてとなると、時間も手間もかかりますよね。

そこでおすすめなのが、献立の固定化です。何を食べるかあらかじめ決まっていれば、以下のようにさまざまなメリットがあります。

■献立を固定するメリット

  • 「今日何食べよう」と悩む必要がなくなる
  • 買い物のときに何を買うか迷わない
  • 同じメニューを何度も作ることで調理の手際が良くなる

しかし献立を固定化するといっても毎日同じメニューだと栄養が偏ってしまう可能性があるので、曜日ごとにメニューを変えて1週間程度の期間で固定化するのがおすすめです。

2.すぐ調理できる形に食材をあらかじめカットしておく

調理のたびに食材をカットしなければならないのも、自炊がめんどくさいと感じる原因の一つです。その対処法として、食材を買ってきたときに、すぐ調理に使える形にカットしてから保存すると、自炊のめんどくささを減らすことができます。
たとえば炒め物用にニンジンを買ってきたら、短冊切りにしてから冷蔵庫や冷凍庫に入れるイメージです。

3.数日分をまとめて作る

仕事や家事などやるべきことがたくさんあって忙しいなかで、毎日自炊するのは大変ですよね。そこでおすすめなのが、数日分の食事をまとめて作ることです。一度にまとめて調理してしまえば、一切料理をせずにただ作ってある物を食べるだけで良い日ができるので、自炊を続けやすくなりますよ。

4.フライパン1つでできる「ワンパンメニュー」を活用する

自炊をすると、まな板やボウルといった調理道具の洗い物が出て、めんどくさく感じることがありますよね。洗い物をなるべく減らしたい人向けにおすすめなのが、フライパン1つで調理ができる「ワンパンメニュー」です。洗い物の負担が減り、楽に自炊を続けることができますよ。

■ワンパンメニューの例

  • 焼きそば
  • チャーハン
  • 麻婆豆腐

5.盛り付けをワンプレートに収める

おかずの皿、サラダの皿、ご飯の皿など一回の食事で使う皿が多ければ多いほど、洗い物の負担が増えてしまいます。そこでワンパンメニュー以外に自炊の洗い物を減らす方法として、食事の盛り付けをワンプレートに収めるのもおすすめです。
使う皿が一枚だけなら、洗い物にかかる時間を減らせるだけでなく「皿洗いがめんどくさい」という気持ちにもなりにくいので自炊を長く続けやすくなりますよ。

食費だけの節約では限界がある! 一人暮らしで見直したい食費以外の支出

これまで食費の節約方法を紹介しましたが、食事は生活の土台であり、節約には限界があります。節約を優先しすぎると健康に悪影響が出てしまう可能性もあるので注意しましょう。節約をするなら、食費以外の生活費にも目を向けてトータルの支出を減らすことが大切です。

ここからは、一人暮らしの生活費で見直すべき支出を3つ紹介します。食費の節約と合わせて取り組んでみてくださいね。

■食費以外で見直したい支出

  • 通信費・光熱費:自分の使用状況に合ったプランや会社を選ぶ
  • サブスク代:不要なサービスを契約していないか確認する
  • 保険代:今のライフステージに合った契約内容になっているか見直す

通信費・光熱費:自分の使用状況に合ったプランや会社を選ぶ

通信費や光熱費は自分の使用状況に合わせたプランや会社に変更することで、ひと月数千円の節約につながります。たとえば、Wi-Fiがないところではあまりインターネットを使わないのに携帯の通信プランで一番高いギガ無制限プランを契約しているのは、自分の使用状況に合っていない例の一つです。

この場合は、ギガの制限がある安いプランに変更するだけで、食費を削るなど無理して生活スタイルを変えなくても支出を減らすことができます。

サブスク代:不要なサービスを契約していないか確認する

定期的に利用料を支払うことで一定期間商品やサービスを利用できる「サブスク(サブスクリプションの略)」。商品やサービスの利用をやめたにも関わらずサブスクを解約し忘れてしまうケースがよくあり、無意識のうちに生活費が増えてしまう原因の一つとなっています。

銀行口座の取引履歴やクレジットカード・電子マネーの利用状況を見直して、今使っていない商品やサービスの契約をしていないか確認してみましょう。

保険代:今のライフステージに合った契約内容になっているか見直す

生命保険や医療保険などの民間保険に入っている場合、自分の今のライフステージに合った契約内容に変更することで保険料を安く抑えられ、月数千円程度の節約につながることがありますよ。たとえば一人暮らしで扶養家族がいないにもかかわらず高額な死亡補償が付いている場合、保険料を払い過ぎている可能性があります。

特に以下のようなタイミングでは生活スタイルや収入状況が大きく変わるため、保険内容の見直しを強くおすすめします。

■保険内容を見直すべきタイミング

  • 就職・転職したとき
  • 一人暮らしを始めたとき
  • 貯金が増えた(または減った)とき

一人暮らしの食費の節約はコツを抑えて実践! 無理しない範囲で取り組もう

この記事では、一人暮らしの食費を節約するコツについて、取り組みやすい順に紹介しました。食費を抑えるには、コンビニよりもスーパーを利用する、外食時に割引券やクーポンを活用するなど、小さな習慣をコツコツ続けることが大切です。
食事は健康に大きく影響するので、無理をしない範囲で節約に取り組んでくださいね。

新着記事一覧へ

関連記事

サムネイル
ひとり暮らしの人が保有している資産の種類は?

ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「保有している資産の種類」です。 Q.現在、保有している資産や投資の種類は?(MA) どの年代も預貯金が多く、40代は7割弱の方が預貯金しており、20-30代と比べて多い傾向でした。20代の4割強は、預貯金をしていないこともわかりました。また、NISAなどの少額投資や株式、IDECOなどはどの年代でも2割程度にとどまりました。資産の保有の仕方は人それぞれです。保有資産額(https://plusonelife-lab.jp/988/)とも併せて、自分と照らし合わせてみることで、自分のこれからの資産管理を考えるきっかけになるのではないでしょうか。 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ ひとり暮らしの「財産管理」をもっと知りたい!と思った人は「♡」を押してください。

サムネイル
ボーナスの使い道は?

ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「ボーナスの使い道」です。 Q. 2025年のボーナスはどう使いましたか?(MA) 生活に直結する「貯金」「生活費に充てた」が多く、次に多かった「趣味・娯楽」を含め、日常生活の補填や余暇活動に使われることが多いようです。「旅行・レジャー」は、20代の割合が多い一方で、40代ではやや少なく、「ファッション・美容」は30代が多いことから、ボーナスの使い道は年代によって変わる傾向がありそうです。また、「ボーナスはない」と回答した割合は40代が36.1%と最も高く、次いで30代、20代の順となっています。年代による雇用形態や報酬体系の違いもありそうです。みなさんは、どのように使いましたか?ご自身のボーナスの使い道と比較することで、改めてお金の使い方を考えみるきっかけになるのではないでしょうか。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)633名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2026年月1月8日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!

サムネイル
休日ソロ活の行動範囲は?

ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「ソロ活の行動範囲」です。 Q. ひとり暮らしをしてから、休日のソロ活でどこまで出かけたことがありますか?(SA) 全体で見ると「ひとりで出かけない」が10%、「徒歩圏内」〜「海外」の合計が90%で、多数の人がソロ活で外出をしていることがわかりました。全体としては国内でのソロ活が中心でしたが、どの年代でも「海外」へのソロ活が一定数いるようです。年代別に見ると、「住んでいる場所に隣接する日本国内」は20代、 「住んでいる場所に隣接しない日本国内」 は30代が多く、活動範囲の変化が見られました。40代は、「一人では出かけない」「徒歩圏内」が他の年代よりやや多い傾向でした。自分のソロ活と比べて意外なところはありましたか?おすすめのソロ活100選をジャンル別に紹介もしてます。ソロ活の参考にしてみてはいかがでしょうか。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)633名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2026年月1月8日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!