頼れる人がいない不安は3つの準備で解消!しんどいときの対処法も解説
COLUMN
2026.10.09
自分にはいざというとき頼れる人がいない……。そう気づいたとき、漠然とした不安を感じることもありますよね。
そこでこの記事では、身近に頼れる人がいないことに不安を感じたときの対処法や、気持ちが楽になる考え方などを紹介します。
身近に頼れる人がいない…このままで自分は大丈夫?

今は何とかなっているけれど、頼れる人がいないまま過ごすのは不安……。将来のために結婚したり、今の生活を変えたりしたほうが良いかもしれない……。
このように、将来の不安から悩みが大きくなる人は少なくありません。まずは、この点について考えてみましょう。
今の生活に満足しているなら無理に変える必要はない
頼れる存在を作るために今の生活を変えるべきか……。こう悩んだときにまず考えたいのが「今の生活に自分が満足しているかどうか」です。
今の状態で日々幸せを感じているなら、無理に生活スタイルを変える必要はありません。むしろ急に暮らしの方向性が変わると、今まで感じられていた生活の満足感が薄れてしまう可能性もあります。
もし今の生活に何か物足りない感覚があるなら、頼れる人を作ろうと新しい行動を起こすことで、生活が今より充実するかもしれません。
いざというときに頼れる先を準備しておくと今の生活をより楽しめる
いざというときに頼れる先があると、将来のためになるだけでなく、何があっても大丈夫という「今の安心」にもつながります。
「将来のために」と考えると今すぐ行動する気になりにくいかもしれませんが、「今の生活をより楽しむために頼れる先を準備しておく」と捉えれば、前向きな行動が起こしやすくなるはずです。
頼れる人がいないと感じるのはなぜ? おもな3つの理由

■頼れる人がいないと感じる理由
- たいていのことは自分で解決できてしまう
- 環境の変化で人との関わりが減っている
- 人に迷惑をかけたくないという気持ちがある
実際には周囲に相談できる人がいても、実感として「自分には頼れる人がいない」と感じることがあります。その背景には、本人の考え方や環境の変化など、さまざまな要因が考えられます。
ここからは、頼れる人がいないと感じるおもな理由について紹介します。
1.たいていのことは自分で解決できてしまう
「頼れる人がいない」と感じる背景には、誰かに頼らなくても自分で多くのことに対応できていることが関係しているかもしれません。
困ったことがあっても自分で調べたり対応を考えたりして、たいていのことは自分で解決できてしまう。だから適度に人と交流していて人間関係が充実している場合でも、「頼れる存在」と考えると、自分以外に思い浮かばないこともあります。
2.環境の変化で人との関わりが減っている
進学・就職・転勤・移住など環境が変わることで人とかかわる機会が減り、周囲に頼れる人がまったくいない状況に陥ってしまうこともあります。
たとえば地元にいたときは家族や親戚、友人、地域の人などさまざまな人との関わりがあったものの、知り合いが誰もいない街に住むようになって人とかかわる機会が急に減り、強い孤独感を覚えることも。
さらに日常生活が忙しいと、学校や職場と自宅の往復を繰り返す生活になってしまい、新しい人と出会う機会が少なくなってしまいます。
3.人に迷惑をかけたくないという気持ちがある
適度に人との関わりがあっても、「迷惑をかけたくない」という気持ちから上手に頼れないケースもあります。
誰かに手伝ってもらったり反対に誰かを手伝ったりすることは、信頼関係を深めるきっかけになることもあります。しかし「手伝ってもらうこと=迷惑をかけること」と捉えていると、自分から人に頼りにくくなり、周囲との関係を深める機会を逃してしまうこともあります。
今日からできる! 頼れる人がいない不安を解消する3つの準備

■頼れる人がいない不安を解消する3つの準備
- 地域やコミュニティとゆるくつながりを持つ
- 生活の悩みを相談できるサービスや制度を調べておく
- 老後に備えてお金や住まいなどに関する情報を集める
身近に頼れる人がいなくて不安なときは、これから紹介する3つの準備をしておきましょう。いざというときに備えて今から行動しておけば、不安を少なくできるはずです。
1.地域やコミュニティとゆるくつながりを持つ
身近に頼れる人を作りたいと思ったら、趣味のサークルに入ったり地域のイベントに参加したりして、普段の生活のなかで人とゆるくつながりを持つことから始めましょう。
無理に親しい関係になろうと頑張る必要はありません。お互いに名前や顔を知っている程度のゆるい関係性であっても、自分を知っている人が周りに増えれば、それだけ日常生活の安心感につながります。
2.生活の悩みを相談できるサービスや制度を調べておく
個人的に頼れる人がいなくても、生活の悩みについて相談できる自治体のサービスや国の制度などを知っておけば、困ったときにすぐ行動に移せます。
まずは自分が今特に気になっている悩みから、相談できる先を探してみましょう。
■生活の悩みを相談できる先の例
- お金に困ったとき:自治体の生活相談窓口、社会福祉協議会、消費生活センター
- 住まいに困ったとき:自治体の住宅相談窓口、居住支援法人
- 仕事で困ったとき:ハローワーク、自治体の自立相談支援機関
- 体調について相談したいとき:医療機関、自治体の保健センター
- 法律上の問題が起きたとき:法テラス、弁護士などの専門家
3.老後に備えてお金や住まいなどに関する情報を集める
頼れる人がいなくて老後の不安がある場合は、退職後のお金や住まいに関する情報を今から集めておきましょう。
早めに老後の生活の実態や必要な対策を知っておくことで、若いうちから準備を進められ、将来に対する不安を減らすことができますよ。
■老後に備えて今からできること
- 老後に必要な生活費・医療費・介護費・住まいの修繕費などを調べる
- 「ねんきんネット」などで将来受け取れる年金額の目安を確認する
- 介護保険で利用できるサービスの種類を調べる
- 一人暮らしが難しくなった場合の住まいの選択肢を確認する
- 入院や介護が必要になった場合に、誰に何を頼めるか整理する
- 成年後見制度や任意後見制度など、判断能力が低下した場合の制度を調べる
こちらの記事では、独身の老後の問題に備えて今からできる対策をくわしく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
独身の老後が不安…幸せに生きるために準備すべきことを解説
頼れる人がいなくてつらい…精神的にしんどいときの対処法

■精神的にしんどいときの対処法
- 音楽を聴く・日記を書くなど気持ちが紛れることをする
- 同じ悩みを抱えている人のブログやSNSを見る
- SNSや掲示板などに気持ちを吐き出す
- 一人で抱え込まずカウンセラーなどの専門家に相談する
身近に頼れる人がいなくて、心細くなったり気持ちが落ち込んだりすることもありますよね。そういうときは、気持ちを軽くする自分なりの対処法を持っておくと気持ちを少し落ち着かせたり、考え込みすぎるのを防いだりする助けになります。
ここからは、精神的につらいときに気持ちが楽になる、具体的な4つの対処法を紹介します。自分に合いそうなものを探してみてくださいね。
1.音楽を聴く・日記を書くなど気持ちが紛れることをする
気持ちが落ち込んだときや寂しさを感じたときは何もせずにいると、自分の状況について考え込み、気分がさらに落ち込んでしまうこともあります。
そうならないためには、10分でも良いので、自分が集中できて気持ちが紛れることをするのがおすすめです。適度な気分転換ができて、気持ちを切り替えるきっかけになりますよ。
■気持ちが紛れることの例
- 音楽を聴く
- 日記を書く
- 塗り絵をする
- 映画や動画を見る
- 散歩や軽い運動をする
2.同じ悩みを抱えている人のブログやSNSを見る
頼れる人がいない自分の状況に強い不安や孤独を感じたら、同じ悩みを抱えている人のブログやSNSを探してみるのもおすすめです。ただし、見ていて不安やつらさが強くなる場合は、いったんSNSから離れることも大切、ということも覚えておきましょう。
■ブログやSNSを探すときのキーワードの例
- 「頼れる人がいない」
- 「一人暮らし」
- 「独身 老後」
自分と似た状況の人がいると知るだけでも、一人じゃないと思えて気持ちが軽くなることがあります。また、悩みに対してどう対処しているか、生活の工夫になる情報を得ることもできるかもしれません。
3.SNSや掲示板などに気持ちを吐き出す
モヤモヤした気持ちを整理したいときは、SNSや掲示板などに気持ちを吐き出すのもおすすめです。今感じている不安やつらさを言葉として出すことで、自分の状況や感情を一歩引いて見ることができ、気持ちを落ち着けることができます。
実際にSNSや掲示板に投稿しなくても、投稿用の文章を考えるだけで気持ちの整理になることもあります。
4.一人で抱え込まずカウンセラーなどの専門家に相談する
自分だけで気持ちを落ち着けるのではなく人と直接話したいときは、カウンセラーなどの専門家に相談するのも一つの選択肢です。自分では思いつかない解決先を提示してくれることもあるかもしれません。
■相談先の例
- カウンセラーに話を聞いてもらう
- 自治体の相談窓口を利用する
- 電話・SNS・オンラインで相談できる窓口を探す
眠れない・家の外に出られないなど日常生活に支障が出るほど精神的につらい場合は、医療機関への相談も検討しましょう。
職場で頼れる人がいない場合はどうする? 悩み別の対処法

■職場で頼れる人がいない場合の対処法
- 業務に関する悩み:他部署の上司や先輩で頼れる人を探す
- スキル面に関する悩み:社外の同職種の人や専門家に相談する
- 働き方に関する悩み:人事や専用窓口に相談する
一人で現場を任されている・同じ職種の人がいないなど、職場のなかに頼れる人がいなくて一人で悩みを抱え込むことも。そんなときに実践したい、悩み別の対処法を紹介します。
業務に関する悩み:他部署の上司や先輩で頼れる人を探す
仕事の進め方やトラブルの対処法など、普段の業務について相談できるような人が同じ部署にいない場合は、他部署の上司や先輩で相談できる人を探してみましょう。
部署が違っていても、基本的な仕事の進め方や対応方法は共通していることが多く、参考になるアドバイスをもらえることがあるかもしれません。
スキル面に関する悩み:社外の同職種の人や専門家に相談する
営業力やマネジメント力など、仕事のスキルに関して頼れる人がいない場合は、同じ職種で活躍している社外の人やその道の専門家に相談するのがおすすめです。
専門分野に特化した勉強方法や対策を知ることができます。自分のスキルが今どれくらいのレベルなのかを知るきっかけにもなるでしょう。
働き方に関する悩み:人事や専用窓口に相談する
残業が多い、休暇を取りにくいなど働き方の悩みについて相談できる人が同じ部署にいない場合は、会社の人事に相談してみましょう。
業務量の調整や休暇の取得について部署に働きかけてもらえたり、利用できる社内制度を教えてもらえたりすることがあります。
社内の人に相談することが難しい場合は、労働問題に関する外部の専用窓口に相談するのも一つの方法です。
■労働に関する外部の相談先の例
- 総合労働相談コーナー:労働条件、人間関係など労働問題全般について相談できる
- 法テラス:労働問題を含む法律トラブルについて相談できる
- みんなの人権110番:ハラスメントなどの人権問題について電話で相談できる
頼れる人がいなくても大丈夫!将来の安心のために少しずつ行動を起こそう
身近に頼れる人がいないと思うと不安になるかもしれませんが、今回紹介したアイデアを参考にしてみてはいかがでしょうか。孤独感や将来に対する不安が減り、今の生活をより楽しめるようになるかもしれません。
ワンラボ「ひとり暮らしのお悩み相談」などもぜひ参考にして見てください!
https://plusonelife-lab.jp/category/consultation/

