引っ越し8回でたどり着いた理想の暮らし方

COLUMN

2025.03.06

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+ONE LIFE LABでは、専門家ambassadorや+ONE ambassadorのみなさんとひとり暮らしのQOSLを高めることをミッションに活動しています。
今回は、ミニマルなひとり暮らしの専門家 あやさんに、QOSL因子の1つ「居住地選択の裁量因子」について、お話しをしていただきました。

はじめに

はじめまして。このたびワンラボの専門家ambassadorに就任したあやです。
普段はInstagramを中心にSNSで「とびっきりのお気に入りにだけ囲まれた暮らし」というテーマでゆるミニマリストのひとり暮らしについて発信しています。
最初なので簡単に自己紹介を。

名前:あや
年齢:32歳
出身地:愛知県名古屋市
暮らしの経歴:ひとり暮らしをし始めたのは約12年前、20歳ちょうどのとき。そこから住む場所やライフスタイルに合わせて8回以上引越しを経験しています!(自分でもびっくりです)
一言:ひとり暮らし歴や、引越し回数など人よりかなり多く、人一倍「暮らし」へのこだわりが強いと思います。笑 私の経験を活かして、みなさんのQOSLを向上していきたいです

今の住まいの場所を選んだ理由

ひとり暮らしの大きなメリットのひとつは、「自由に住む場所を選べること」だと感じます。
私が今の場所を選んだのは、「暮らしのしやすさ」を大切にしたかったからです。
とはいえ、ここにたどり着くまでには長い道のりがありました。
特に、ひとり暮らしをする中で最も大きな課題となったのが「部屋が散らかる」問題でした。

ひとり暮らしの部屋が散らかる問題と向き合う

ひとり暮らしをしていると、「気づけば部屋が散らかっている…」という経験はありませんか? 私自身も「ザ・片付けられない人間」で、物が多く、片付けてもすぐに散らかってしまうことに悩んでいました…。

(ひとり暮らし始めて1年、もので溢れかえったお部屋で過ごしてました)
特に悩みの種だったのが洋服。クローゼットには100着以上の服が詰まっていて、「着る服がない」と思いながらも、ついつい新しい服を買い足していました。

部屋が散らかる最大の原因は「物の多さ」

最近、「片付け収納スペシャリスト」という資格を取ったのですが、資格勉強の時に学んだのは片付けには「整理 → 収納 → 片付け」という順番があるということ。
そして整理を始めるとほぼ必ずぶち当たる問題が「余計な物が多すぎる…!」という問題です。私も“まさにこれ”でした。笑
「片付けても片付かない」状態の原因は、そもそも物が多すぎること。 収納を考える前に、まずは持ち物の量を把握しましょう。収納のキャパを超えた物量を持っていると、どんなに整理してもすぐに散らかってしまいます。
私も以前は「とりあえず取っておく」「セールで安いから買う」「いつか着るかも」と思って服を増やしていました。 でも、実際に着るのはお気に入りの数着だけ。
そこで、「100着→20着」に減らす決意をしました。

物を減らしたら部屋も気持ちもスッキリ

20着に減らしたことで、クローゼットに余白ができ、服を選ぶ時間も短縮。 さらに、「服はたくさんあるのに、明日着る服がない…!」という悩みから解放されました。
また、物を減らすことで「本当に必要なものだけを選ぶ、取捨選択の力」がつき、無駄遣いが減るというメリットもあります!
また、シンプルな暮らしをすることで、心の余裕も生まれ、部屋を整えることが「面倒な作業」ではなく「気持ちよく過ごすための習慣」に変わりました。

こんな暮らしができるようになった
物を減らしたことで、以前よりも生活がシンプルになり、毎日がラクになりました。
● クローゼットに余白ができ、服選びの時間が短縮
● 片付ける時間が減り、趣味やリラックスの時間が増えた
● 物を買う基準が明確になり、無駄な買い物が減った
● 「また散らかるかも…」というストレスから解放された
今では、モノに振り回されずマインド面でも満たされる、
自分にとって本当に大切なことに集中できる暮らしができています。

「ひとり暮らしの部屋が散らかる問題」を解決して、変わったこと

住む場所を選ぶ基準(価値観)が変わった
以前は、「お部屋の広さ」や「収納の多さ」を基準に住む場所を決めていました。

でも、物を減らして暮らしが整うにつれ、「心地よく暮らせる環境」や「管理のしやすさ」を重視するようになりました。
収納がたくさんある家よりも、「物を持たなくてもスッキリ暮らせる間取り」のほうが自分に合っていると気づいたんです。
例えば、
・広くなくてもアクセスや治安のいい「心地よく暮らせる環境」に住みたい
・収納が少なくても、築浅で設備が新しくて綺麗を保ちやすい「管理のしやすいお部屋」に住みたい
というように価値観が変わり、住む場所を自由に選べる選択肢が広がりました。

+ONE ambassadorのみなさんへ

私にとって、「本当に大切なことに集中する暮らし」をするためには、まずは「減らす」ことが大切だと考えています。
私のように、気づけば物が増えてしまうタイプの人こそ、 思い切って減らしてみると、暮らしやすさがグッと変わります。
もし「どこから手をつけたらいいかわからない」と思ったら、 まずはクローゼットの中の服を全出しすることから始めてみてください!
今よりもっと自分に合った暮らしの場所が見つかるかもしれません。

■アカウントURL
https://www.instagram.com/minimalistaya

■経歴
インスタやSNSで「とびっきりのお気に入りにだけ囲まれた暮らし」というテーマで発信しています。
活動のきっかけはもともと片付けが苦手だったのですが、ミニマリズムという言葉に出会い、100着以上持っていた服を20着に減らせたり、そのおかげで自分の「スキ」が明確になったり、お部屋がすっきりすると心に余裕ができると気づき、そんな経験を活かしたくて発信をしています。