SPECIAL ambassador COLUMN Vol.4

2022年は、すっきりシンプルな
クローゼットで心の余裕を
手に入れてみませんか?

の皆さまへ
スペシャルアンバサダーの
コラムをお届けします。

2022年は、すっきりシンプルなクローゼットで
心の余裕を手に入れてみませんか?

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雑誌やSNSで整理整頓されたクローゼットを目にすると「シンプルなクローゼットっておしゃれ」「あんな風に服をすっきり収納したい」と憧れることもあるでしょう。

ところが、現実の自分のクローゼットは、服が多すぎてハンガーのおしくらまんじゅう状態。衣装ケースもぎゅうぎゅうで目当ての服が探せない…といった状態の人も少なくありません。

そこで今回は、すっきりシンプルなクローゼットに無理なく近づける方法を紹介します。ついつい増えがちな服の捨てどきを見極め、自分の心とクローゼットの両方に余裕を手に入れましょう。

だんだん増えがちな洋服の「捨てどき」は?

自分がわざわざ選んで購入した服には、当然ながら愛着があり、アイテムごとに「捨てづらい理由」がありますよね。

着回しやすいデザインや使い勝手の良い素材だからという前向きな理由もあれば、いつか着るかもしれない服、やせたらまた着るつもりの服など、やや後ろ向きの理由もあるでしょう。

服の捨てどきを見極めるには、捨てられない理由ごとにアイテムのチーム分けを行う方法がおすすめです。

1.現役チーム:頻繁に着まわしている服
2.補欠チーム:たまに着ることがある服
3.ブランクチーム:やせたらまた着るつもりの服、流行がすぎてしまった服
4.思い出チーム:子供の頃の思い出が詰まった服、特別な思い入れのある服

上記チームの中で、思い出チームの服はおそらく枚数も少ないでしょうから、無理に処分する必要はありません。ただし、書類ケースや収納ボックス等を活用して、クローゼットの保管場所を圧迫しないよう片付けておきましょう。

続いて、ブランクチームの服に対してはこう考えて、思い切って処分してはいかがでしょうか。

・やせたご褒美に新しい服を買うため、昔の服はもう着ない
・1度過ぎ去った流行が再びめぐってくる頃には、歳をとっている

そして補欠チームの服は、次のような状態であれば「服の耐久年数が過ぎた」と判断してお別れするのがベターです。特に、長期保管した服は脇や首周りに汗染みが浮き出ている場合があるため、注意して下さい。

・布地の表面に毛羽立ち・毛玉ができている服
・肘や膝の部分に色あせ・テカリが出てきた服
・脇や首周りに汗染みができている服
・首周りや袖口が伸びてしまった服

最後に現役チームです。基本的に残しておく服になりますが、頻繁に着ている服は色あせ・テカリに気づきにくいため、自然光の下で服の状態を観察してみることをおすすめします。

服の「半分定番化」でシンプルクローゼットに近づく!

私がシンプルクローゼットを目指して服のアイテム数を絞ろうと考えたとき、心配になったのが次のようなことでした。

・洋服が少なすぎてマンネリコーデになったらどうしよう?
・会社の同僚に「あの人いつも同じ服」と思われないかな?
・春夏秋冬の季節に合ったおしゃれができなくなるのでは?

シンプルクローゼットには憧れますが、やっぱり季節のおしゃれを楽しみたいですし、モノトーンのアイテムだけを着回すようなおしゃれ上級者の真似は難しいと思ったのです。

そこで解決策として編み出したのが服の「半分定番化」です。

これは、トップス/ボトムスのどちらかを数着の定番アイテムだけに固定し、もう一方は好きなアイテムを残しておくというもの。

この方法なら、シンプルクローゼットに近づきつつも、各アイテムのバリエーションを維持してマンネリコーデを回避できます。しかも、定番アイテムによって毎朝の洋服選びの迷いが減り、時短にもつながるのです。

トップス/ボトムスのどちらを定番アイテムに絞るかは好みで決めて構いませんが、私のおすすめは「ボトムスの定番化」です。

なぜなら、オフィスワークで同僚の印象に残りやすいのは、机より上=トップス。周りの人に「同じ服が多い」印象を持たれないためには「ボトムスの定番化」をおすすめします。

好きだけど「もう着られない」服を再活用しよう

シンプルクローゼットを目指すにあたり、出番がなくても愛着があり手放し難い服の扱いは悩ましいところです。

特に、プリント柄が気に入っていたブラウスや、もう日本では売っていないブランドの服など「後から同じようなものが買えない」アイテムに関しては、本当に捨てるのが忍びないですよね。

そこでおすすめなのが、服のリメイクです。

私の場合は、愛着のある服をポーチやブックカバー、シュシュなどの小物にリメイクしました。

すると、長年クローゼットの隅にしまい込んでいた服が、一気に日常の場で活躍できるようになります。

私の場合、お気に入りのブランドの服をリメイクしたブックカバーを使っていたところ、同僚から「そのブランド、ブックカバーまで出してたの?」と驚かれ、元はサイズアウトした洋服だと説明して感心されたこともありました。

ここで挙げたポーチやブックカバー、シュシュなどは、ミシンを使わなくても手縫いや手芸用ボンドで簡単に自作できるため、おすすめです。

また、フリマアプリなどで本格的なリメイクを請け負っている人もいるので、相談してみるのも良いかもしれませんね。

シンプルクローゼットで、心の余裕を手に入れましょう

今回は、憧れのシンプルクローゼットに無理せず近づく方法を紹介しました。

服の半分定番化によって、毎朝のコーディネートにかける時間を少し短くできると、心に余裕が生まれます。

また、クローゼットの隅っこに眠り続けていた服をリメイクすることで、愛着ある服を日常使いでき満足度も高まりますよ。

2022年は、無理のない範囲ですっきりシンプルなクローゼットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

久慈 桃子
久慈 桃子
想いを翻訳する編集ライター
大学卒業後、出版社の編集や観光協会の広報、商工会の職員などを経て編集ライターとして独立。リモートワークで仕事と子育てを両立しつつ、家庭菜園にも精を出す。好きな野菜は春菊(育てやすいから)。アロマテラピー検定1級、2級FP技能士。
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