SPECIAL ambassador COLUMN Vol.19

旬の食材を頂く2つのメリット&秋に
オススメの食べ物3選!

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旬の食材を頂く2つのメリット&秋に
オススメの食べ物3選!

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季節が変わると「旬の食材を食べよう」といった言葉を耳にすることがありますが、旬の食材を頂くとどんな良いことがあるのでしょうか?

今回は、旬の食材を頂くことで得られるメリットと、秋にオススメの食材を紹介します。食材別にオススメのメニューも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

何が良いの? 旬の食材を頂くメリット2つ

まずは、旬の食材を頂くメリットを2つ紹介します。

その1.他の季節に頂くよりも「味が良い」

1つ目のメリットは、何といってもおいしいことです。

そもそも「旬」とは、“物がよく熟し、最も味が良い季節”を指す言葉。そのため同じ食材でも、旬の食材は他の時期よりおいしく頂けます。

例えば、大根の旬は秋と冬です。

旬の大根は甘みが強く、どんな料理にも合わせやすいのが特徴的。おでんや煮物など、大根をメインとするメニューにもピッタリです。

それに対し、旬ではない時期(春や夏)の大根は辛みが強くて食感も硬め。メニューによっては苦みや辛みが出てしまい、思った味に仕上がらない場合も少なくありません。

このように、同じ食材でも頂く時期によって味や食感が全く異なるのです。

もちろん、野菜だけでなく魚介類も頂く時期によって味が異なります。「少しでもおいしいものを食べたい!」と思う人は、ぜひ季節ごとに旬の食材を探してみてください。

その2.他の季節に頂くよりも「栄養価が高い」

2つ目のメリットは、栄養価が高いことです。

実は、季節によって栄養価が変化する野菜は少なくありません。

例えばトマトの場合、カロテンの含有量が最も少ない月と最も多い月を比べると、実に2倍もの差があります。

同様に、ニンジンのカロテンは最も多い6月が最も少ない1月の約2.5倍。ブロッコリーに至っては、最も多い3月と最も少ない8月で実に4倍もの差があります(※1)。

栄養価が高いということは、少しの食材から多くの栄養を摂取できるということ。つまり、効率良く栄養を摂取できるということです。

これは、旬の食材を頂く大きなメリットといえるでしょう。

では、これからの季節にはどんな旬の食材があるのでしょうか?

秋にオススメ! 旬の食材3選&オススメのメニュー

ここからは、秋に旬を迎える食材の中でも特にオススメしたいものを3つ紹介します。

その1.夏バテの解消にピッタリな食材「キノコ」

1つ目のオススメ食材は、キノコです。

キノコに含まれる栄養素のうち、特に注目したいのがビタミンB群。ビタミンB群には疲労回復の効果が期待できるため、夏バテ気味な体を回復させるためには欠かせない栄養素といえるでしょう。

オススメの調理方法は、スープやソテーです。

キノコに含まれるビタミンDは、油と一緒に摂取することで吸収率を高められます。またキノコに含まれるビタミンBは水に溶け出しやすいため、キノコから出た水分を余すことなく摂取できる調理方法もオススメです(スープや鍋など)。

加えて、キノコは冷凍すると栄養価が高まります。ぜひ冷凍保存してからお使いください。

【キノコを使ったメニュー例】
・ グラタン
・ クリームシチュー、クリーム煮
・ スープ
・ マリネ

…etc.

その2.意外にも「サバ」は秋が旬の魚!

秋といえばサンマを思い浮かべる人が多いと思いますが、実はサバも秋が旬です。

この時期のサバは冬に備えて栄養を蓄えるため、とにかく脂が乗っています。あまりのおいしさに『秋サバ嫁に食わすな』ということわざもあるほど、秋のサバは美味です。

サバには血液をサラサラにする成分(EPA)が豊富に含まれていますので、夏に多くの水分を失われた秋の体にはピッタリな食材といえます。

また旬を迎えたサバはEPA以外の栄養価も高まっていますので、普段あまり食べない人もぜひ積極的に摂取してみてください。

【秋サバを使ったメニュー例】
・ ネギみそ焼き
・ タツタ揚げ
・ みそ煮
・ 南蛮漬け
・ ムニエル

…etc.

その3.栄養価が高くて料理にも合う「柿」

最後に紹介するのは秋の果物、柿です。

柿はビタミンCを豊富に含み、夏の疲れた体を整えてくれます。また柿はポリフェノール(タンニン)の作用で風邪も予防できる、優れもの。葉っぱをお茶にして飲むのもよいですね。

ただし、柿はあまり消化が良くない果物でもあります。体を冷やす作用もあるため、胃腸が冷えやすい人や病後・産後などのタイミングでは控えめにしておいた方がよいでしょう。

柿は果物ですが、実は料理にも使えます。特に酸味のある料理には合いますね。

いくつか例を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【柿を使ったメニュー例】
・ 柿酢、柿ポン酢
(マリネ、ピクルス、サワードリンク)
・ サラダ
・ 白和え
・ なます、酢の物
・ スイーツ系(ジャム、タルトなど)

…etc.

とにかくおいしい「旬の食材」食べ過ぎには要注意!

旬の食材は栄養価の高さも魅力ですが、やはり最大の魅力は“その時期にしか味わえないおいしさ”です。秋の食材同士を組み合わせるレシピもたくさんありますので、これを機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ただし、どの食材も食べ過ぎには注意が必要です。

特に柿は、食べ過ぎると体を冷やしたり胃石の原因になったりする恐れもあります。いくらおいしいからといっても、食べ過ぎにはくれぐれも注意してくださいね。

参考サイト

・※1 野菜の旬と栄養価~旬を知り、豊かな食卓を~|独立行政法人農畜産業振興機構
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/joho/0811_joho01.html

・旬を取り入れた食生活(秋・冬)|e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-021.html

・栄養士からのお知らせ(PDF)|さかえ保育園
http://www.sakae-hoikuen.jp/pdf/9679f3cfa50496efd4bb15932582432.pdf

・大根の旬はいつ?旬の大根の特徴とおいしい大根の選び方|トクバイ
https://tokubai.co.jp/news/articles/4145

・秋は体づくりにピッタリな食材が豊富 サツマイモ、クリ、カツオ、柿が元気の源に|スポニチアネックス
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/01/kiji/20180529s00049000312000c.html

・10月旬食材紹介:柿|こおりクリニック
https://kori-clinic.com/10月旬食材紹介:柿/

・柿|医療法人社団 爽治会
https://www.ozmall.co.jp/healthcare/onkatsu/article/24982/

永瀬 なみ
永瀬 なみ
幸せコラムニスト・カウンセラー
「幸せは自分の心が決める」をモットーに、人生そのものや暮らし全般、キャリア、人間関係、恋愛などのコラム(エッセイ)を執筆中。カウンセラーの資格を保有し心理学に詳しいことから、専門家としてテレビの取材協力やWeb記事の監修を任されることも。シングルマザー歴20年弱。夢は著書を持つこと、犬&イルカと暮らすこと。twitter