1年を前向きに過ごしたい人へ。
ひとり時間にオススメの
映画&ドラマ
image photo
ひとり時間は自由な反面「特にすることもないし…」と暇を持て余すことも少なくありません。 しかし何もすることがないからといって、せっかくの新年にただボーッとして過ごすのは少々もったいないような気がしませんか?
そこで今回は、新年のひとり時間にオススメの映画とドラマを2本ずつ(計4本)紹介します。どれも1年を前向きな気持ちで迎えたい人にピッタリの作品です。新年早々ひとり時間を持て余しそうな人は、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、新年のひとり時間にオススメの映画から紹介します。
【その1】忙しい日々に癒やしの時間を…『マイ・インターン』
最初に紹介するのは、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが主演を務める『マイ・インターン』です。この映画は2015年に公開されました。
物語の主人公は仕事も私生活も充実している“ザ・リア充ウーマン”、ジュールズ(アン・ハサウェイ)。彼女はファッション通販サイトの会社を経営する、若手の女社長です。
ある日、そんな彼女の下へシニア・インターンとして70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)がやって来ました。
40歳も年上のベンを最初は疎ましく感じるジュールズでしたが、彼の紳士的な振る舞いや大人ならではの的確なアドバイスを次第に頼るようになっていきます。
そうして、彼女は社長としても1人の人間としても成長を遂げていく──。
『マイ・インターン』は、そんな1人の女性を中心に描いた“ヒューマンドラマ”です。
この映画は既婚女性はもちろんのこと、これから結婚を考えたい女性や「いずれは仕事と家庭を両立したい」と考える女性にとっても気付きの多い作品となっています。映画を見終わった頃には、きっと前向きな気持ちになれていることでしょう。
何よりベンのアドバイスには学びが多く、映画を見ているだけなのに不思議と自分もジュールズと共に成長しているような感覚を味わえます。またベンのくれる言葉には何度も励まされたり、ハッとさせられたり…数々の名言は必見です。
新年早々ひとり時間を持て余しそうな人は、ぜひチェックしてみてください。
【その2】人生で「本当に大切なもの」とは…?『もしも昨日が選べたら』
続いて紹介するのは、2006年に公開されたコメディ映画『もしも昨日が選べたら』です。
コメディ映画と侮るなかれ、最後は号泣必至。笑いあり涙ありの、心を揺さぶるお話です。
ストーリーは「家族のために出世をしたい」と考える主人公マイケル(アダム・サンドラー)が、ホームセンターで不思議なリモコンを手に入れるところから展開していきます。
そのリモコンは、なんと電化製品だけでなく人生さえも自在に操れるという万能の商品。そのリモコンで思い通りの人生を歩んでいくマイケルですが、その代償は想像以上に大きく…意外な結末を迎えることとなります。
いわば、洋風の『笑ゥせぇるすまん』といったところでしょうか。人生において本当に大切なものは何か? 本当の幸せとは…? そんなことを考えさせられる映画です。
この作品は年齢や性別に関係なく楽しめますので、ひとり時間に楽しむのはもちろんのこと恋人や家族、友人などと一緒に楽しんでもよいでしょう。
ただし、こちらの映画はかなりコメディ寄りではあるものの「涙活にピッタリ!」とも言える感動作です。そのため泣き顔を見られたくない相手とは一緒に見ないことをオススメします(ベッドシーンも若干あります)。
これからの人生を有意義なものにしていくためにも、毎日が“仕事だけ”になりがちな人は一度チェックしてみてください。
続いて、新年のひとり時間にオススメのドラマを紹介します。
全話を一気見(いっきみ)できるほど時間に余裕がある人は、ぜひこれから紹介する2本の作品をチェックしてみてください。
【その1】見ないと損する? 人生リセット物語『凪のお暇(なぎのおいとま)』
最初に紹介するのは、人気漫画をドラマ化した作品『凪のお暇(なぎのおいとま)』です。こちらは2019年にTBS系で放送されたドラマで、主演は黒木 華(くろき はる)が務めました。
テーマは、“人生のリセット”。
主人公の大島 凪(おおしま なぎ:黒木 華)を中心に繰り広げられる、“人生リセット物語”です。
平穏な日々を過ごしたい凪は常に場の空気を読み、人の顔色をうかがいながら生活していました。
しかし、ある日──。
予期せず耳にした“ある一言”をきっかけに、凪は社内で過呼吸を起こし倒れてしまいます。
「私の人生、これでいいのだろうか…」
その後、そんな思いに駆られた凪は人生のリセットを決意。果たして凪は思い通りに人生をリセットし、幸せをつかむことができるのでしょうか…?
“人生リセット物語”という聞き慣れないジャンルだけあって、ストーリー自体も奇想天外な展開が多いドラマです。登場するキャラクターたちも、みんなとっても個性的。
ただ、扱っているテーマは意外にどれも身近なものばかりです。
女性同士のマウント地獄やダメンズとの恋愛、毒親との距離感などなど、悩んだことのある人(もしくは現在進行形で悩んでいる人)にとっては共感できる部分が多い作品となっています。
またテーマがテーマだけに、名言と呼べるセリフが多いのも特徴的です。
特に恋愛や家族をはじめとする人間関係で悩みがちな人は、きっと気付きの多い作品となることでしょう。2023年を前向きな気持ちで過ごしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
もしかすると、あなたも何かをリセットしたくなるかも…?
【その2】オトナならではの悩みに共感…!『最後から二番目の恋』
次に紹介するドラマは、小泉 今日子と中井 貴一(なかい きいち)がダブル主演を務める『最後から二番目の恋』です。この作品は、2012年にフジテレビ系で放送されました。
タイトル通り“オトナの恋愛”が1つの大きなテーマとはなっているものの、その他にも家族や友人、人生そのものについて深く深く考えさせられるコメディ・ヒューマンドラマです。
主人公は45歳・独身のドラマプロデューサー、千明(ちあき:小泉 今日子)。
今となっては恋愛よりも健康や老後といった将来への不安を抱えがちな年齢となってしまった千明ですが、実は入社当時は仕事と家庭を両立している“未来の自分”を思い描いていました。
そんなある日、彼女は古都・鎌倉へと訪れます。
「ここでゆっくりとした時間を過ごしたら何かが変わるかも…」と、軽い気持ちで下見に来た千明。そこで出会ったのが、市役所勤めの和平(わへい:中井 貴一)です。
和平は妻を亡くした子持ち・50歳の独身男性。2人の出会いをきっかけに、“オトナの青春ドラマ”が幕を開けます。といっても、2人の関係がスムーズに発展していくわけではなく………? ドラマ名物とも言える2人の掛け合いは必見です。
また連続ドラマだけあって、この作品は主人公たちだけでなく周囲のユニークな登場人物たちを巻き込みながら展開していくストーリーとなっています。
笑いあり胸キュンありの、楽しくも切ないオトナなドラマ。『最後から二番目の恋』は、そんな作品です。
恋愛中の人も、恋愛がご無沙汰の人も、恋をしたことのある女性ならきっと楽しめるハズ。新年のひとり時間を持て余しそうなら、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、続編として『最後から二番目の恋2012秋』というスペシャルドラマと『続・最後から二番目の恋』という作品も出ています。
他にもオススメの映画やドラマはたくさんあるのですが、今回は新年のひとり時間にオススメのものということで前向きな気持ちになれる作品を選んでみました。また機会があれば、他のオススメ作品も紹介させていただきます。
ついダラダラと過ごしそうになる、暇な時間。ただ同じ“ダラダラタイム”でも目的を持って過ごす“ダラダラタイム”なら、少しは有意義な時間となるのではないでしょうか。
新年早々ひとり時間を持て余しそうな人には、ぜひ意義のある“ダラダラタイム”を過ごしてほしいと思います。笑
それでは2023年も、あなたにとってステキな1年になりますように…。