寂しい一人暮らしを変える対処法&予防策!NG行動も紹介

COLUMN

2025.09.01

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一人暮らしをしていると、ふと「寂しい」と感じることがありますよね。この記事では、一人暮らしの寂しさを紛らわす6つの対処法を解説します。

また、寂しさが余計に増してしまうNG行動や、寂しさを感じないために日頃から実践できる予防策も紹介します。自分が生活に取り入れられそうなものを見つけて、ぜひ試してみてください。

寂しい一人暮らしでつらくなったときに知ってほしいこと

一人暮らしをしていて寂しさを感じると、気持ちが暗くなってしまいますよね。「自分は一人暮らしに向いていないのでは」と思うこともあるかもしれません。しかし、一人で生活していて寂しさを感じるのは人間として自然なことです。「向いていない」と判断するのはまだ早いかもしれません。
まずはこれから紹介する3つのことを知って、一人暮らしで感じる寂しさについて捉え方を少し変えてみましょう

■寂しい一人暮らしでつらくなったときに知ってほしいこと

  • 一人暮らしを始めて「寂しい」と感じる人は多い
  • 寂しいと感じるのは新しい生活に慣れた証拠でもある
  • 一人暮らしの寂しさとうまく付き合う方法を見つけることが大切

一人暮らしを始めて「寂しい」と感じる人は多い

一人暮らしは自由で気楽な反面、「寂しい」と感じる場面もあります。たとえば、以下のような場面で一人暮らしの寂しさを感じる人が多いです。

■一人暮らしで寂しいと感じるとき

  • 体調が悪いとき
  • 一人で食事するとき
  • 帰宅したとき
  • 家族・友人と過ごしたあと
  • 寝る前
  • 何もすることがなく暇なとき
  • クリスマスや夏祭りなどのイベントがあるとき

特に体調が悪いときは精神的にも弱っているので、一人暮らしですぐ近くに頼れる人がいないと、急に心細くなることはよくあります。

寂しいと感じるのは新しい生活に慣れた証拠でもある

一人暮らしに対して寂しいと感じるのは、あまり良くないことだと思うかもしれません。しかし、それは新しい生活に慣れた証拠でもあるので、あまり悲観する必要はありませんよ。
一人暮らしを始めた最初の頃は一日一日を過ごすだけで精一杯で、時間の面でも気持ちの面でも、何かを落ち着いて考える余裕はあまりないですよね。しかし、最初の忙しい時期を過ぎると少しずつ生活に余裕が出てきて、孤独を感じることが増えていきます。

そのため、寂しさを感じたら「自分は一人暮らしに慣れてきたんだ」「次のステップに進んだんだ」と少し前向きに捉えてみましょう。

一人暮らしの寂しさとうまく付き合う方法を見つけることが大切

一人暮らしに寂しさはつきものです。どれだけ長く一人で暮らしていても、孤独を感じて心細くなる瞬間はあります。
だからこそ、寂しいという自分の気持ちを受け入れつつ、「どうやって寂しさとうまく付き合っていくか」を考えることが大切です。自分に合った方法を見つけることができれば、一人暮らしを続けていく自信につながり、毎日をより楽しめるようになりますよ。

今すぐ実践できる! 一人暮らしで寂しいと感じたときの対処法

ここからは、人暮らしで寂しいと感じたときに元気を取り戻せる6つの対処法を紹介します。自分がやってみたいと思う方法からぜひ試してみてくださいね。

■一人暮らしで寂しいと感じたときの対処法

  • 電話やオンラインゲームなどで仲の良い人と話す
  • 音楽やテレビなどを使って無音の状態を避ける
  • 動画を見たり本を読んだりしてエンタメを楽しむ
  • 料理やブログなど創造的な活動をする
  • 普段よりもセルフケアを丁寧にして自分を労わる
  • 買い物や旅行など楽しみな今後の予定について考える

電話やオンラインゲームなどで仲の良い人と話す

一人暮らしで寂しさを感じるのは、誰かに共有したい話や相談したいことがあるときが多いです。そんなときは、家族や友人など仲が良い人に電話をすることで、気持ちを落ち着かせることができるはず。

電話だけでなく、一緒にオンラインゲームをするのもおすすめです。同じ時間を過ごしている相手がいると感じられるだけでも、寂しさを和らげることができますよ。

音楽やテレビなどを使って無音の状態を避ける

シーンとした部屋で過ごしていると、自分以外に誰もいないことを実感して寂しくなることがありますよね。そういうときは、音楽をかけたりテレビをつけたりして何かしらの音が鳴っている状態にすると、寂しさが和らぐことがあります。
特に、テレビやラジオなど「人の声が聞こえるもの」は人の気配を感じられるので、心細さを減らすことができるでしょう。

動画を見たり本を読んだりしてエンタメを楽しむ

一人暮らしで何もせずに部屋にいると外からの刺激がないため、自分の内面に意識が集中しすぎてしまい、寂しい気持ちになりやすいことも。そういうときは、動画を見たり本を読んだりしてエンタメを楽しむと、話の内容に集中できるので、寂しい気持ちを忘れることができますよ。
特にお笑いやコメディドラマなど、気持ちが明るくなるジャンルのエンタメがおすすめです。

料理やブログなど創造的な活動をする

料理やブログなど創造的な活動をするのも、一人暮らしで寂しさを感じたときに元気を取り戻す対処法の一つです。

■創造的な活動の例

  • 料理やお菓子作りをする
  • ブログや日記を書く
  • SNSを投稿する
  • イラストや絵を描く
  • 写真撮影や動画編集をする
  • ハンドメイド・DIYに取り組む
  • 楽器の練習や作曲をする

創造的な活動の良いところは、時間を忘れて没頭できる点です。「何を作ろうかな」「何について書こうかな」と考えるだけであっという間に時間が経ち、目の前の創作活動に集中して取り組んでいると、寂しさを感じていたことすら忘れる場合もあるでしょう。

普段よりもセルフケアを丁寧にして自分を労わる

一人暮らしを続けていると、「誰も自分のことを大切にしてくれない」「気にかけていない」という気持ちになり、それが寂しさにつながることがあります。そういうときは、「自分を大切にできている」と実感できるセルフケアをするのがおすすめです。自己肯定感が高まって、元気を取り戻すきっかけになりますよ。

■セルフケアの例

  • いつもより長く入浴する
  • ネイルを変える
  • 好きな香りのアロマを使う
  • マッサージやストレッチを念入りにする

買い物や旅行など楽しみな今後の予定について考える

一人で部屋にいると、孤独を感じて気持ちが暗くなってしまうこともありますよね。将来に対してネガティブな想像が膨らんでしまうことも少なくありません。
そんなときは、買い物や旅行など自分がワクワクできる今後の予定を考えるのがおすすめです。「未来に楽しいことがある」と思えると、寂しいと感じている今の状況から意識が離れ、気持ちを前向きにすることができますよ。

■過ごし方の例

  • 次の旅行の行程を決める
  • 週末のスケジュールを考える
  • 買いたい物リストを作成する

ますます辛くなる可能性あり… 寂しいときにしないほうが良いNG行動

これまで一人暮らしで寂しくなったときにおすすめの対処法を紹介しましたが、反対に、寂しいときにしてしまうと余計に辛い気持ちになってしまう「NG行動」もあります。ここからは、具体的なNG行動を4つ紹介します。寂しいときに衝動的にやってしまいがちなことばかりなので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。

■寂しいときにしないほうが良いNG行動

  • 目的もなくSNSを見る
  • 気乗りしないのに人と会う予定を入れる
  • 衝動買いや暴飲暴食をする
  • 夜更かしする

目的もなくSNSを見る

暇なとき目的もなくSNSを見てしまう人は多いと思いますが、寂しさを感じているときにSNSを見ると余計に孤独を感じてしまうことがあるので、あまりおすすめできません。
SNSには「家族で旅行に行った」「パートナーとご飯を食べに出かけた」など、楽しそうな報告が数多く上がっていますよね。そうすると「ほかの人は毎日楽しく過ごしているのに、自分は一人で寂しく過ごしている」と比較してしまい、周囲と自分の環境の違いにショックを感じてしまうことがあります。

気乗りしないのに人と会う予定を入れる

心身が疲れているのに、一人暮らしの寂しさを紛らわせようと無理して人と会う予定を入れる人もいます。しかし、気乗りしないまま無理やり人と会っても、元気になるどころかかえって疲れが溜まってしまうこともあります。そのため、無理をしてまで人と会おうとする必要はありません。

■疲れているときに無理して人と会うとどうなる?

  • 相手と話が合わなくて余計に孤独を感じる
  • 精神的に疲れて人と会う前よりも気持ちが落ち込む

「寂しいけれど誰かに会いたいわけでもない」というときは、創作活動をしたりエンタメを楽しんだりして、なるべく寂しさを感じずに一人で時間を過ごす方法を試してみるのがおすすめです。

衝動買いや暴飲暴食をする

寂しさを紛らわせようとして衝動買いや暴飲暴食に走る人もいますが、これは自分のためにならないのでおすすめできません。物を買った直後や食欲が満たされた直後は幸せな気持ちになれますが、時間が経って冷静になったときに、「予定外のお金を使ってしまった…」「体の調子が悪くなってしまった…」などと強く後悔することが多いです。

衝動買いや暴飲暴食をしなくても寂しい気持ちを解消できる方法はたくさんあるため、なるべく自分の後悔が少ない対処法を実践してくださいね。

夜更かしする

一人暮らしで寂しさを感じたときに「寂しい気持ちのまま1日を終えたくない」という気持ちから、つい夜更かしをしてしまう人もよくいます。しかし、夜更かしは精神的にも身体的にも良くないため、できるだけしないようにしましょう。

■夜更かしのデメリット

  • 心身の疲れが影響して余計に孤独を感じる
  • 将来について考え込んでしまい不安が大きくなる
  • 自律神経が乱れて体調に悪影響が出る

一人暮らしで夜に寂しさを感じたときは、たとえば「温かい飲み物を飲んでからストレッチをして、布団に入って本を読む」など、リラックスした状態で眠りにつくためのルーティンを作るのがおすすめです。

孤独感は小さな工夫で減らせる! 一人暮らしで寂しくならないための予防策

一人暮らしに寂しさはつきものですが、なるべく寂しさを感じないための予防策を講じておけば、一人の生活を今よりも楽しめるようになりますよ。ここからは、具体的な予防策を3つ解説します。自分の生活スタイルに合いそうなものから取り入れてみてくださいね。

■一人暮らしで寂しくならないための予防策

  • 親しい人と会う予定を定期的に入れる
  • 自分がほっとできる部屋を作る
  • 植物・動物を育てる

親しい人と会う予定を定期的に入れる

親しい人と会う予定を定期的に入れておけば、寂しいと感じる瞬間を減らすことができます。これは特に、普段から人と会うことが好きな人におすすめの方法です。

■定期的な予定の例

  • 毎週金曜日の夜は仲の良い同僚と飲みに行く
  • 月末は学生時代の友人と会って話をする
  • 週末は趣味仲間と一緒に出かける

定期的に人と会う予定があると、孤独を感じる時間を減らせるだけでなく、反対に一人で過ごせる自由な時間があることにもありがたみを感じられるので、一人暮らしの生活をより楽しめるようになりますよ。

自分がほっとできる部屋を作る

帰宅したときや朝起きたときに自分がほっとできるような部屋を作るのも、一人暮らしで寂しさを感じないためにできる予防策の一つです。

■ほっとできる部屋作りの例

  • 温かみのある間接照明をつかう
  • 暖色系の色合いで家具を揃える
  • 家族や友人などの写真やお気に入りのぬいぐるみを飾る
  • アロマやルームフレグランスで部屋を好きな香りにする

特に、色は心理的なイメージに大きな影響を与えるので、オレンジ・赤・黄色などの暖色系のインテリアにすると、安心感のある部屋になりますよ。

植物・動物を育てる

犬や猫などの動物を飼ったり観葉植物を育てたりすると、同じ空間で生活する仲間ができるので、一人暮らしの寂しさが減ります。また、一人暮らしをしていると生活リズムが乱れがちですが、植物や動物がいれば決まった時間に植物に水をあげたり犬の散歩に行ったりする必要があるので、生活リズムが整うのもメリットの一つです。

ただし生き物を育てることには責任が伴うので、衝動的に決めるのではなく、育てられる環境を整えてから迎えるようにしましょう。

寂しさとうまく付き合いながら一人暮らしを楽しもう

この記事では、一人暮らしで寂しいと感じたときの対処法やNG行動、寂しさをなるべく感じないようにする予防策を紹介しました。

一人暮らしで寂しさを感じるのは、新しい生活に慣れてきた証拠です。今回紹介した対処法や予防策を生活に取り入れて、寂しさとうまく付き合いながら一人暮らしを楽しんでくださいね。