家事のやる気が出ないときは3つの方法で解決!手抜きのコツも紹介
COLUMN
2026.09.15
料理・洗濯・掃除など、生活を維持するために欠かせない家事。しかし、頭では「やらなければいけない」とわかっていても、どうしてもやる気が出ないことはありますよね。
そこで今回は、やる気が出ないときでも家事が進む3つの対処法を紹介します。モチベーションに頼らず「仕組み」で家事の手間を減らすコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
家事のやる気が出ないときにまず知っておきたいこと

やる気が起きず、どんどん家事がたまってしまう……。そんな自分に嫌気が差したり、罪悪感を抱いたりすることもありますよね。
まずは、そんなときに思い出してほしいことを2つ紹介します。
やる気が出ない自分を責めない
家事のやる気が出ないことに対して、自分を責める必要はまったくありません。家事は、生きていくうえで避けて通れないことの一つ。めんどうに感じることは、決して珍しいことではありません。 家事のストレスを減らすためには、まず「自分にとって家事はめんどうなことだ」と素直に受け入れることが大切です。そうすることで自分を責める気持ちが減り、現実的な対策も考えやすくなりますよ。
やる気を出そうとするのではなく仕組みで解決する
家事に対してやる気が出ないとき、「どうしたらやる気が出るか」と考えるかもしれません。しかし、「めんどうだ」と思っていることに対してやる気を起こすのは基本的に難しいです。
それよりも、やる気が出なくても家事が簡単に片付く「仕組み」を作ることをおすすめします。一度仕組みができれば、家事にかかる時間や手間が減り、日々のストレスも減らすことができますよ。
くわしい仕組み作りのコツは記事後半で解説します。
家事のやる気が出ないのはなぜ? おもな3つの原因

「前はストレスなく家事ができていた」「どうして最近家事のやる気が出ないのか、自分でもわからない」という人も少なくありません。そこで、家事のやる気が出なくなってしまうおもな原因をまとめました。
■家事のやる気が出ない原因
- 仕事の忙しさや睡眠不足などで体が疲れている
- 大きな悩みごとがあり心理的な余裕がない
- うつや更年期障害など体調の変化が起きている
原因を理解すれば自分の状況を客観的に振り返ることができ、家事のやる気を取り戻すきっかけになるかもしれません。
1.仕事の忙しさや睡眠不足などで体が疲れている
仕事が忙しくて休む時間が少なかったり睡眠不足が続いたりすると、体が疲れ切ってしまい、家に帰っても家事をする気力・体力が残っていないという人は少なくありません。
この場合、家事のやる気を取り戻すには、体を休ませることが最優先になります。「家に居るんだから家事をしなきゃ」と思うかもしれませんが、まずは休養をとりましょう。
2.大きな悩みごとがあり心理的な余裕がない
仕事・お金・体調・人間関係・将来など、人生を左右するような大きな悩みごとがあると、家事をする心理的な余裕がなくなってしまうこともあります。
この場合は、家事の手間を減らす工夫をするだけでなく、悩みごとの解決に向けて少しずつ動き出すことも大切です。たとえば大きな仕事を控えていて、失敗することに対して不安があるなら、自信を持つために勉強やスキルアップに取り組むなどです。
悩みの原因に少しずつ向き合うことで、心理的な負担が軽くなり、家事に向き合う余裕が戻ってくることもあります。
3.うつや更年期障害など体調の変化が起きている
人によっては、一時的な体の疲れや悩みごとの影響ではなく、病気や体調の変化によって無気力な状態になっていることもあります。
■無気力な状態のときに考えられる病気の例
- 燃え尽き症候群
- うつ病
- 適応障害
- 自律神経失調症
- 更年期障害
- 慢性疲労症候群
この場合は、家事だけを改善しても問題が解決しない可能性が高いです。専門家に相談して仕事を休職する、生活習慣を整える、定期的にカウンセリングを受けるといった対策が必要になることもあります。
やる気が出ないときでも家事が進む3つの対処法

家事のやる気が出ないときは、「このくらいならストレスなくできるかも」と思える程度の簡単な作業から始めるのがコツ。具体的には、次の3つの対処法があります。
■やる気が出ないときでも家事が進む3つの対処法
- 一つの家事を細分化してほかの作業の合間に進める
- 「5分だけ」と時間を短く区切って始めて飽きたらやめる
- 必要最低限の家事だけやって終わりにする
それぞれについて、具体的な家事の取り組み方やポイントを解説します。
1.一つの家事を細分化してほかの作業の合間に進める
家事を一気に終わらせようとすると、「やることが多くてめんどうだな」と感じることがありますよね。
そういうときは一つの家事を工程ごとに分けて、ほかの作業の合間に工程を進める形にすると、気力がなくても家事を片付けることができますよ。
■進め方の例:身支度の合間に掃除機をかける場合
- 部屋に掃除機を運ぶ
- ほかの作業をする(例:歯を磨く)
- 一部屋目に掃除機をかける
- ほかの作業をする(例:今日の服を選ぶ)
- 二部屋目に掃除機をかける
- ほかの作業をする(例:メイクをする)
「ほかの作業」は、自分がストレスなく取り組めることや、自然と気分が上がることを選ぶのがおすすめです。
2.「5分だけ」と時間を短く区切って始めて飽きたらやめる
長い時間がかかることを億劫に感じて家事のやる気が起きないときは、「とりあえず5分だけやる」と終わりの時間を区切って取り掛かるのがおすすめです。
手を動かし始めるとやる気が出てきて、10分、20分と予定より長く取り組めることもありますよ。
この対策をするうえで大切なのが、飽きたら5分も待たずにすぐやめることです。無理して続けようとすると「家事=我慢してやらなければならないこと」という認識が強くなってしまい、ますます家事のやる気が起きにくくなります。
3.必要最低限の家事だけやって終わりにする
「今日はどうしても家事のやる気が出ない」というときは、予定していた家事をすべてやろうとするのではなく、部屋の衛生面や身なりの清潔さを保つために最低限必要な家事だけをやって終わりにするのも一つの方法ですよ。
■必要最低限の家事の例
- 生ゴミを捨てる
- 下着を洗濯して干す
- 食器を洗う
- 床の髪の毛や目立つホコリを取る
家事が溜まっているのに何もせずダラダラ過ごしていると、「やらないといけないことができていない」と罪悪感が大きくなってしまうことがあります。罪悪感を減らしてゆっくり心身を休めるためにも、必要最低限の家事を済ませるのがおすすめです。
今すぐ実践できる!家事別に手間を減らすコツ

家事のなかでも特に時間や手間がかかり、めんどくさいと感じやすい「料理」「洗い物」「掃除」「洗濯」。これら4つの家事の手間を減らせれば、日々のストレスが減り、自分の自由な時間も確保できます。
■家事の手間を減らすコツ
- 料理:包丁なしレシピやほったらかしレシピを活用する
- 洗い物:使う食器を一式だけに絞る
- 掃除:掃除する場所の近くに道具を置く
- 洗濯:洗濯物を畳まない・収納を簡単にする
ここからは、4つの家事別に誰でもすぐに実践できる「手間を減らすコツ」を紹介します。
料理:包丁なしレシピやほったらかしレシピを活用する
料理の手間を減らすには、「包丁なしレシピ」や「ほったらかしレシピ」など、調理の工程がシンプルなメニューを活用するのがおすすめです。料理にかかる時間や労力が減り、自炊を続けやすくなりますよ。
■調理の工程がシンプルなレシピ
- 包丁なしレシピ:キッチンバサミ・手で千切るなどして包丁を一切使わずに作れる
- ほったらかしレシピ:調理中の火加減の調整や混ぜる工程などがなく一定時間放っておける
洗い物:使う食器を一式だけに絞る
食事のあとに洗い物が溜まってしまうことが多い場合は、コップ一つ・食器一枚・箸一組など、普段使いする食器を一式だけに絞るのがおすすめです。
一式しか使わないようにすれば食事ごとに洗わざるを得なくなり、家事のやる気が出ないときでも洗い物が溜まってしまうのを防ぐことができますよ。
掃除:掃除する場所の近くに道具を置く
掃除道具を掃除する場所の近くに置くと、運ぶ手間がなくなって、汚れが気になったときにすぐ掃除に取り掛かりやすくなるのでおすすめです。
■掃除道具を置く場所の例
- 掃除機:リビングや廊下など掃除する頻度が高い場所
- 雑巾・ウエットシート:キッチンや洗面所など汚れやすい場所
- ハンディモップ:テレビ台や棚などホコリが溜まりやすい場所
また、床に物を置かないようにすると掃除機をかけやすくなり、掃除のめんどくささが減って家をきれいに保ちやすくなりますよ。
洗濯:洗濯物を畳まない・収納を簡単にする
洗濯物を干したあとに畳まず収納できるようにしたり、棚にしまわずボックスに入れたりすると、洗濯にかかる時間と手間を大幅に減らすことができます。
■洗濯の手間を減らす方法の例
- 洗濯物を干した状態のままクローゼットにかける
- 下着や靴下など小さなものは棚ではなくボックスに入れる
また、シワになりにくい素材や乾きやすい素材の服を選ぶようにするのも、洗濯の手間と時間を減らす工夫の一つです。
仕組み化で家事を頑張らなくても済むようにしよう!具体的な4つの方法

家事について悩まないで済むように仕組み化すると、長期的に家事の手間を減らすことができます。そこでここからは、家事の仕組みを整える4つの方法を紹介します。
■家事の仕組み化の方法
- 家事のスケジュールを決めておく
- 献立を固定化して考える手間をなくす
- 物の定位置を決めて片付けを楽にする
- 時短家電や家事代行サービスを活用する
1.家事のスケジュールを決めておく
1.家事のスケジュールを決めておく
1週間くらいの単位であらかじめ家事のスケジュールを決めておくと、やる気があるかないかにかかわらずルーティンとして取り掛かりやすくなります。「帰宅後」「出勤前」など1日のうちのどの時間帯で取り組むかも決めていくと、さらに行動に移しやすくなります。
■1週間の家事スケジュールの例
- 月曜日:帰宅後に浴室を掃除する
- 火曜日:出勤前に燃えるゴミを出す、帰宅後に洗濯をする
- 水曜日:帰宅後にトイレを掃除する
- 木曜日:帰宅後にキッチンを掃除する
- 金曜日:出勤前に燃えるゴミを出す、帰宅後に洗濯をする
- 土曜日:午前中に掃除機をかける
- 日曜日:帰宅後に洗濯をする
家事のスケジュールを立てたら、リビングの壁や冷蔵庫の扉など目につきやすい場所に貼っていつでも確認できるようにしておくのがおすすめです。
2.献立を固定化して考える手間をなくす
毎日の朝昼晩の献立が決まっていると、買い物で何を買うか悩む時間が減り、調理の工程も効率化しやすくなります。
1〜2週間単位など、栄養バランスが偏らない範囲で献立を固定化するのがおすすめです。
3.物の定位置を決めて片付けを楽にする
「家の鍵は靴棚の上」「カバンはリビングテーブルの横」など、それぞれの物の定位置を決めておくと、使ったあとに元の場所に戻す癖がつきます。そうすると部屋が散らかりにくくなり、片付けにかかる時間や手間を減らすことができます。
4.時短家電や家事代行サービスを活用する
家事の方法を工夫するだけでなく、時短家電や家事代行の力を借りて家事の手間を減らすのも一つの方法です。
特に、令和版「三種の神器」と呼ばれている3つの家電は掃除・洗い物・洗濯を代わりにやってくれるので、家事のやる気が出ない人にとって大きな味方になります。
■令和版「三種の神器」
- ロボット掃除機
- 食洗機
- ドラム式洗濯乾燥機
家事のやる気が出ないときに無理は禁物!仕組みで楽に乗り越えよう
家事のやる気が出ないのは仕方のないこと。自分を責めるのではなく、心身の負担にならない範囲で小さく始めましょう。
また、そもそもの「家事の仕組み」を変えることで、家事のストレスに振り回されず、もっと今の暮らしを楽しめるようになるかもしれません。今回紹介した仕組み化の方法をぜひ実践してみてくださいね。
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