ひとり暮らしは楽しい。でも将来への不安や周囲と比較してしまう…!【yuri ⋆⸜ ひとり好き⸝⋆さんに聞いてみた】
ひとり暮らしのお悩み相談
2026.06.01
ひとり暮らしの人生や生活の質を高め、人生を幸せに歩める人を増やすことをミッションに研究活動を行う「+ONE LIFE LAB」では、『ひとり暮らしのお悩み相談』を実施中。今回は、yuri ⋆⸜ ひとり好き⸝⋆さんさんに皆さまから募集した質問を聞いてみました!
【お悩み(1)】ひとり暮らしを楽しんでいるにも関わらず、将来への不安や周囲との比較で苦しくなってしまう(Eさん・30代)
(Eさん)こんにちは。いつもyuriさんの投稿に元気をもらっている、31歳・ひとり暮らしの女性です。相談したい悩みは、「ひとり暮らしを楽しんでいるにも関わらず、将来への不安や周囲との比較で苦しくなってしまうこと」についてです。
私は公的機関で働きながら、自炊や運動、趣味など、自分なりに生活を整えて暮らしています。一人の時間は基本的に好きで、美術館や旅行、カフェなども一人で楽しめるタイプです。ただその一方で、周囲の結婚・出産の話やSNSを見ると、「私はこのままで大丈夫なのかな」と不安になることがあります。
特に、「30代以降、独身女性はきつくなってくる」というような言葉をネットで見かけるたび、将来が怖くなります。将来への不安や周囲と比較して苦しくなり、情報から距離を置いた方がいいのかなと思うこともあります。でも、あまり見ないようにすると、今度は社会から取り残されていくような不安もあり、どう距離感を取ればいいのか分からなくなる時があります。ひとり暮らしを楽しみながら、将来への不安や周囲との比較と、どう向き合っていけばいいのでしょうか。yuriさんの考えを、ぜひ聞いてみたいです。
(yuriさん)不安の正体を具体化&細分化してみて。整理してみると、今のひとり暮らしを楽しく続ける“策”が見えてくるかもしれません。
ご質問ありがとうございます! ご質問者様が「今のまま、ひとり暮らしを続けた場合」を前提に考えさせていただきました。
まずは「不安の正体」を具体化&細分化してみると良いのかなと思っています。誰しもが何かしらの不安を抱えていますが、その中には異なるタイプの不安がいくつか混在しているように感じられます。一旦「何に対して不安か」を具体的に書き出して整理してみると、中には案外すぐ解決できそうなものもあるかもしれません。
「将来が不安」「このまま独身でいいのか」というDMをいただくことがありますが、皆さんのお話を伺うなかで、「不安の原因」にはパターンがあるように思いました。ざっくり分けると、①今感じている「社会的な不安」と、②「老後の生活不安」です。
①は例えば、周囲の結婚や出産への焦り、自分が描いていた人生とのギャップ、親や親戚からの「結婚しないのか」という圧力、自分だけ取り残される感覚など。
②は病気になったらどうするのか、経済的に暮らしていけるのか、今はひとりが好きでも老後も同じように孤独耐性があるのか、何かあった際の身元保証人はどうするのかなど。
当然、これらをパッと解決できる魔法は存在しないので、それぞれ分けて考えてみると解決策が見えてくるかもしれません。
ご参考までに、私自身の考えをお話させてください。
①の「社会的な不安」に関しては、“結婚”という決断で解決するものも多いのかもしれません。ただ、私自身はひとりでいることが好きで、とても居心地が良く安心するので、今後もずっとこの生き方をしたいと思っています。
もちろん、結婚自体を否定するつもりは毛頭なく、幸せになるための手段の一つだと思っています。私自身、独身でいることに特に明確な理由もきっかけもありませんが、好きな生き方なのでわざわざ変える必要性もないと感じています。
この先、もしかしたら自分の選択を後悔する瞬間が訪れるかもしれませんが、どうなるか分からないことを案じるよりも「どうすれば今の自分の生活を維持できるか」を考えることに、お金と時間を使いたいと考えています。
ご質問者様は、周囲との比較で苦しいとのことですが、恐らくその方々との関わりも今後一生続くわけではなく、いま偶然「周囲にいる」だけと考えてみてはいかがでしょうか。その中に人生を大きく左右するような重要人物もいるのかもしれませんが、そうではない方もたくさんいるのかなと推察します。比較すること自体は悪いことではないと思いますが、もしそのような方々の情報でネガティブな気持ちになってしまうのであれば、適宜情報を遮断してみてもいいのかもしれません。
また、②の「老後の生活不安」に関しては、生きている限り全員考える必要があり、結婚しても、お子さんができても、ひとりのときと同じように悩み、不安を感じるのでは?と思いました。「まったく考えていない、結婚して(いるので)家族に任せる」という方がいたとしたら、残されたご家族が苦労するかもしれません。
②の悩みの多くは、お金で解決できることが多いと思います。今私自身も、目標の金額を決めて、節約と積立を無理のない範囲で頑張っています。
ひとりだからこそ、不安を原動力に、万が一に備えて収入、住居、身元保証人などの課題をクリアしていく予定です。私もまだまだ準備段階で、もっと調べて備えなくてはと思っていますが、こうして考えるだけでも漠然とした不安を、少しは解消できると思います。
長くなりましたが、まとめると「今感じる社会的不安は情報をコントロールする」、そして「老後の生活不安は今から調べて備える」です。
ご質問者様は仕事に趣味にとっても素敵な人生を送っている方だなと感じました。いずれの選択をしても正解も不正解も無いと思います! どうか良い方向に進みますように。
【お悩み(2)】目標に向かって頑張り続けるための工夫は?(Cさん・20代)
(Cさん)いつもInstagramの投稿を拝見していて、英語の勉強をされたり、ジムに行かれたりと、日々努力をされていて本当に尊敬しています。私も仕事に関する勉強をするため本を買ってみたり、資格スクールに通ったりしてみるのですが、ひとり暮らしだと家族の目もなく自由なので、なかなか継続できずに困っています。目標に向かって頑張り続けるための工夫など、なにか良い方法があれば伺いたいです!
(yuriさん)継続には「環境づくり」が一番! 私の成功例と、勉強になった書籍をご紹介します。
ご質問ありがとうございます! 目標に向けて頑張り続けるためには「環境づくり」が一番だと思います。具体的にお話しすると、例えば私はジム通いを20代前半から続けていますが……
- 家を選ぶ際はジムから徒歩圏内の家を探す
- 必ず行く曜日を決める(疲れていても、短時間でいいから、とにかく行く)
- ジムの服とバッグを前日に準備して出しておく
英語学習で言えば、
- 単語帳や付箋を、ソファや机など、家中に撒いておき、パッと手に取れるようにする
- リスニング用の音源(音声コンテンツなど)をダウンロードしておき、通勤中に聞く
- 音読用の文章を、家でも外出先でもすぐに取り出せるように手元に持っておく
- スピーキング練習用のアプリは定期的に通知が来る設定にする
などです。
また、“モチベーションに頼ろう”と思わないことも非常に大事だと思います。誘惑に負けず、高いモチベーションを維持して継続できる方もいるかもしれませんが、なかなか難しいですよね。仕事や日々の疲れで「今日はいいや」と思ったり、配信動画の誘惑に負けたり……。 日々の生活の中で、モチベーションは簡単に崩れやすいと思うので、これを頼りにすることは私は避けています。
私は何かを継続するのは得意な方ですが、以前「Atomic Habits(邦題:複利で伸びる1つの習慣)」(ジェームズ・クリアー (著), 牛原 眞弓 (翻訳)、 2019年、パンローリング株式会社)という本を読んで、非常に勉強になりました。継続するためのTipsが具体的に紹介されているのでお勧めです。理想の自分に近づけるよう、お互い無理なく頑張りましょう!
【お悩み(3)】予定のない自分が寂しく感じてしまうことがあります(Jさん・40代)
(Jさん)いつも投稿楽しみに見ています!私は周囲の方が友人たちと楽しそうに過ごしてるのを見聞きすると、予定のない自分を寂しく感じてしまうことがあります。yuriさんはそんな気持ちになることはありませんか?また、無性に誰かとおしゃべりしたくなったとき、どのように対応していますか?どんな感覚を持つと、こういったことを気にせず気楽に生きられるのかな…と思うことがあり、質問させていただきました。
(yuriさん)寂しさを感じる隙がないくらい、人生を「好き」でいっぱいにしてみませんか。
ご質問ありがとうございます!同じような感覚の方、多いのではと思いました。私自身のお話になりますが、予定のない自分を寂しく思うことはありません。ひとりでいることに安心と幸せを感じるタイプなので、誰かと無性におしゃべりしたくなることもなく、家族とは週に1回、電話をして近況報告をする程度です。
また、趣味が多いので、寂しさを感じる“隙がない”というのもあるのかもしれません。ミュージカル鑑賞や旅行が好きですし、刺繍やお菓子作りにジグソーパズル、読書や語学学習など、おうち時間で楽しむ趣味も多いです。全部ひとりで楽しめる、かつ没頭しやすい趣味だと思います。
自分の「好き」を増やすと、人生がどんどん楽しくなり、時間が足りなくなります。そうすると、周囲の楽しそうな様子を見ていても「友人が楽しそう。でも私も楽しい!次会ったときには最近楽しかったことを紹介してみよう」という気持ちになるかもしれません。
なかなか「好き」が見つからないという方もいらっしゃるかもしれませんが、興味を持ったことを、ひとつずつ試してみてはいかがでしょうか。なかなか見つからなくても、まったくおかしいことではなく、むしろパッと見つかることの方が幸運です。是非何か夢中になれることに巡り合えますように! お互い「好き」でいっぱいの人生にしましょう。
yuri ⋆⸜ ひとり好き⸝⋆さん、ありがとうございました!
この記事に共感した、役に立ったと思ったら❤︎を押してください!
関連記事
「ひとり暮らしが楽しい」年代別の意識
ひとり暮らしの人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「ひとり暮らしに対する意識」です。 Q.ひとり暮らしは楽しいと感じますか?(SA) 年代別で見ると、「とても楽しい」と答えた人は40代が42.0%と、最も多い傾向でした。「とても楽しい」「やや楽しい」を合計すると、20代が83.5%と最も多い傾向で、「あまり楽しくない」「全く楽しくない」も一番少ない傾向でした。ひとり暮らしの感じ方はひとそれぞれですが、自分がどう感じているか、を改めて考えてみることで、自分のひとり暮らしにとってより良いアクションを考えるきっかけになるのではないでしょうか。▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)634名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2025年09月17日~09月22日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!
休日ソロ活の行動範囲は?
ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「ソロ活の行動範囲」です。 Q. ひとり暮らしをしてから、休日のソロ活でどこまで出かけたことがありますか?(SA) 全体で見ると「ひとりで出かけない」が10%、「徒歩圏内」〜「海外」の合計が90%で、多数の人がソロ活で外出をしていることがわかりました。全体としては国内でのソロ活が中心でしたが、どの年代でも「海外」へのソロ活が一定数いるようです。年代別に見ると、「住んでいる場所に隣接する日本国内」は20代、 「住んでいる場所に隣接しない日本国内」 は30代が多く、活動範囲の変化が見られました。40代は、「一人では出かけない」「徒歩圏内」が他の年代よりやや多い傾向でした。自分のソロ活と比べて意外なところはありましたか?おすすめのソロ活100選をジャンル別に紹介もしてます。ソロ活の参考にしてみてはいかがでしょうか。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)633名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2026年月1月8日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!
寂しいと感じるのはどんな時?
ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「どんな時に寂しいと感じますか」です。 Q. (ひとり暮らしで)どんな時に寂しいと感じますか。(MA) 年代によって傾向が分かれ、20代は「話し相手がすぐにいないとき」、30代は「食事を一人でとるとき」 、40代は「家に帰っても『誰もいない』静けさを感じるとき」「体調が悪いときに頼れる人がいないと感じる時」が多い結果となりました。どの年代も大きく変わらないのは「夜や深夜、ふと孤独を感じるとき」で、心理的要因から“寂しい”と感じることが多いようです。みなさんはどのような要因で“寂しい”と感じることが多いですか?“寂しい”に限らず、ひとり暮らしにおける感情の変化について考えてみることで、自分にとって“より良いひとり暮らし”につながるのではないでしょうか。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)634名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2025年09月17日~09月22日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!

