自分に合った心地よい暮らしの見つけ方は?【Taji | 53歳からのシンプルモダンな暮らしさんに聞いてみた】

ひとり暮らしのお悩み相談 

2026.08.20

SHARE

ひとり暮らしの人生や生活の質を高め、人生を幸せに歩める人を増やすことをミッションに研究活動を行う「+ONE LIFE LAB」では、『ひとり暮らしのお悩み相談』を実施中。今回は、Taji | 53歳からのシンプルモダンな暮らしさんに皆さまから募集した質問を聞いてみました!

【お悩み(1)】忙しい毎日でも暮らしを整えるコツ(Fさん・40代)

(Fさん)Tajiさんのインスタ、いつも拝見しています。オシャレなお家やインテリアはもちろんですが、コンパクトでミニマムな暮らしが素敵で憧れます。忙しい日々が続くと、気づけば部屋に物があふれて散らかり、片付けやお掃除は週に一回になりがち…。平日は炊事洗濯で精一杯です。でも本当は毎日整ったお家で過ごしたいと思っています。日々の暮らしを整えるコツを教えてください!

(Tajiさん)部屋を整えるコツは、まず「自分に理想を押し付けない」こと。そして「生活感が出るものを替えていく」こと。

毎日忙しく、日々の雑務に流されて「本当はもっと整った家で過ごしたい」と思う気持ち、よくわかります。
私もいつも整っているわけではありません(笑)。たいてい夜は散らかったまま寝て、「朝起きて時間があれば片付けよう」くらいに思っています。私が心掛けているのは、「いつもきれいにしておかなきゃ」と、自分に理想を押し付けないようにすることです。

もうひとつ、私がやってきたのは生活感の出るものを少しずつ「出してあっても気分のいいもの」に替えること。例えば、ペンを立てておくものや、ちょっとした小物入れなど、どうしても出しっぱなしになりがちな日用品です。
そういうものにも統一感を持たせて、部屋の中で一番多く使っている色や質感に合わせるようにしています。「隠さないと生活感が出るもの」ではなく、出してあってもインテリアの一部に見えるものを選ぶイメージです。散らかっていても、それなりに絵になりますし、出しっぱなしでもなんとなく許せるようになります(笑)。

そういうものは少し値が張ることも多いので一気には揃えず、気に入ったものを見つけたときに、少しずつ買い替えてきました。それも、暮らしを整えていく楽しみのひとつになっています。
きれいに整っている日もあれば、散らかっている日もある。今は忙しいのだから、それでいい。いつか時間をたっぷりとれる日が来たら、そのときは暮らしを存分に楽しめばいい。今は「やれるときに、やれるだけ」でいいと思っています。自分の気持ちや時間に余裕ができるまでは「これでいいや」と適当にしながら、理想の暮らし方を妄想して楽しむこともおすすめです!

【お悩み(2)】好きなものを集めながら、部屋の統一感を出すには?(Kさん・30代)

(Kさん)好きなものを集めていると、部屋全体の統一感を出すのが難しいと感じることがあります。Tajiさんは基準になる色や雰囲気などを決めてから物を選びますか?それとも好きなものを集めながら全体を整えていますか?

(Tajiさん)「好きなもの」の中から、自分の部屋のルールに当てはまるものだけを選びましょう。

まず、お部屋の中で一番多いテイストや色味、質感、フォルムを見つけてみてください。それがわかると、部屋のコーディネートの「軸」が見えてきます。
例えば私は、【角がない滑らかなフォルム】【ホワイト+グレー+アクセントカラー】が、部屋の軸になっています。その軸から大きく外れているものは一度なくしてみたり、少しずつ条件に合うものに入れ替えていく。そうすると、自然と統一感が出て、まとまりのある部屋になっていきます。
私も「これ素敵!」「欲しい!」と思うものはたくさんあります。でも、自分の家のテイストや色、フォルムに合わないものは、どれだけ好きでも選ばないようにしています。
「好きなものを全部集める」のではなく、「好きなものの中から、自分の部屋に合うものを選ぶ」ことを意識してみると良いかもしれません。

【お悩み(3)】自分に合った心地よい暮らしの見つけ方(Aさん・50代)

(Aさん)年齢を重ねる中で、自分に合った心地よい暮らしを見つけたいと思っています。Tajiさんは今の暮らし方にたどり着くまでに、どんなことから見直しましたか?また、最初の一歩としておすすめのことがあれば教えてください。

(Tajiさん)今の暮らしの中で「心地よくない」ものをひとつでも見つけて、そこから抜け出すために必要なものを考えました。

「心地よい暮らし」へと辿り着いた要因で、私の中で一番大きかったのは「自立」かもしれません。
私は長い間、自分にとって「心地よい」とは言えない環境の中で、家族を養いながら暮らしてきました。
母屋のリフォームを考えたことがきっかけで「自分はこれからどう暮らしたいんだろう?」と、理想の暮らしについて考えました。
その結果、リフォームではなく自分の家を建てることを選びました。その後、息子は独立しましたが、今も母の生活を支えていますし、家族に対する役割が大きく変わったわけではありません。
もちろん、ご家族との暮らしがあったり、介護があったり、簡単に環境を変えられない方もいると思います。だから、必ずしも家を出たり、一人で暮らしたりすることが答えではないと思っています。
まず考えてみてほしいのは、『今の暮らしの中で、自分が一番嫌だと思っていることは何なのか?』。そして『そこから抜け出すために、自分には何が必要なのか?』ということです。私の場合は、それが「自分が自由にできる、自分だけの空間」でした。
いきなり全部を変えなくてもいいと思います。自分が心地よくないと感じていることをひとつ見つけて、それを変えるためにできることから始めてみてはいかがでしょうか。
人生はいくつからでも、自分の選択で変えていけると思っています。誰かに心地よい暮らしを作ってもらうのではなく、自分にとっての「心地よさ」を、自分で選んでいく。私は、そこから始めました。

Taji | 53歳からのシンプルモダンな暮らしさん、ありがとうございました!
この記事に共感した、役に立ったと思ったら❤︎を押してください!

この記事にコメントする

(※投稿には会員登録、マイページへのログインが必要です)

コメントはお気軽にどうぞ。
ただし、他者を傷つける表現や誹謗中傷、公序良俗に反する内容の投稿はご遠慮ください。
場合により、運営の判断で非表示・削除することがあります。

新着記事一覧へ

関連記事

サムネイル
働いた日の夜ご飯、どうしている?

ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「自炊の平均時間」です。 Q. 働いた⽇の夜ご飯に⾃炊をする時、調理にかかる平均時間は︖ (SA) 全体で見ると「15分〜30分未満」が最も多い結果となりました。「5分未満」「5分〜15分未満」との合計は50%を超え、半数以上の人が仕事後に負担になりづらい時間で自炊をしているようです。「30〜1時間未満」は 、20代と40代が30%弱と一定数いる一方で、30代が19.4%と最も少なく、「自炊しない」と同じくらいの割合を占めています。自炊にかける時間には、年代差がありそうです。みなさんはどれに当てはまりますか?回答してくれた人の “調理時間の理由” も気になりますね。健康面はもちろん、自宅での自分時間も振り返ってみながら、自炊の時間を改めて考えてみてはいかがでしょうか。自炊を続けるポイントのコラムも是非ご覧ください。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)633名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2026年月1月8日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!

サムネイル
理想の部屋の広さは︖

ひとり暮らし(単⾝世帯)の⼈たちだけのリアルなデータを年代別に⾒える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「理想の部屋の広さ」です。 Q. あなたが理想とするひとり暮らしの部屋の広さはどれくらいですか︖(SA) 「今と同じくらい」「今よりやや広い」がどの年代も多くなりました。20代では、「今よりやや広い」、40代では「今より狭い」が他の年代よりもそれぞれやや⾼い傾向で、年代における⽣活スタイルや価値観の違いもありそうです。⾃分の暮らし⽅に合う空間の広さを改め考えてみると、⾃分の理想の⽣活スタイルが⾒えてくるかもしれません。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)634名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2025年09月17日~09月22日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!

サムネイル
もしもの時の保険、どうしている?

ひとり暮らし(単身世帯)の人たちだけのリアルなデータを年代別に見える化した「FACT MAP」。今回のテーマは、「自身で加入している保険」です。 Q. 自分自身で加入している保険の種類は?(MA) 全体でみると「生命保険」「医療保険」の加入率がどの年代も高く、特に40代では「医療保険」に半数以上加入している人がいる結果になりました。年代別に見ると、「特定疾病保険」は、40代が30%弱の加入率で他の年代よりも高く、病気に関する“もしも”を考えて加入している人が一定数いることがわかりました。一方で、「未加入」がどの年代も20%以上で、特に20代が29.0%とやや多い結果となりました。ご自分と比較して、違いはありましたか?これを機に、現在やこれからの生活と照らし合わせて検討するのも良いのではないでしょうか。 ▼調査概要・調査主体:日鉄興和不動産株式会社・調査対象:全国に在住の20代〜40代の単身男女(学生除く)633名・調査方法:インターネット調査・調査期間:2026年月1月8日 ▼+ONE LIFE LABの研究活動+ONE LIFE LABでは、単身者が豊かに、健やかに過ごせる選択肢が増える社会の実現を目指して調査研究を行っています。単身者の幸福度に関わる「QOSL因子」についての調査研究はこちらからご覧ください。https://plusonelife-lab.jp/345/ 「参考になった」と思う方は「♡」を押してください!